業務効率向上に欠かせない「報連相」の基本

ビジネスにおいて最も大事なことは二度手間になるような行動をしないことです。
報告をしない、連絡をしない、相談をしない、どれもみな後々のスケジュールを狂わせたり無駄に手を取ったりして、業務に支障をきたすことばかりです。報告や連絡をしなかったり無視したり、何の相談もなく勝手なことをすることで、同僚や先輩後輩に迷惑をかけたり、上司に無駄にストレスを与えた上さらに、計画を修正するためによけいなコストがかかったりで、すべてが台無しになる可能性もあります。決断力があるのと勝手な行動は違いますし、時間に遅れそうになったり前の日にわかっているのに当日の朝になってから連絡するなど、相手やほかの人に無駄な時間をとらせたり、急な人員配置で本来かけなくてよい手間をとらせたりしては、業務効率は最悪になります。

職場でいわゆる報連相を徹底することは、業務を効率よく進めるための優先事項になります。コミュニケーションのよく取れた職場は業務も安定していて成果率も高くなります。チームワークの良い職場上下の連携や横のつながりもしっかりとしていて、厳しい中にも明るく楽しい雰囲気で仕事をすることができます。効率よく業務が動いているということは、歯車がしっかりと噛み合っているのと同じで、誰もが自分勝手な行動をせずに相互の連携を考えてチームワークを重視しているからです。相手に無駄な手間や気遣いをさせないもう一つのポイントは、報告や連絡のタイミングを間違えないことです。
仮に結果が悪いほうに向いていたとしても、早めに報告することで別の提案を考えたり対策を講じることができます。仕事をしているのは自分ですが、会社は一人一人が役割分担する中で動いています。業績の良い会社ほど報連相が徹底されているのは当然のことです。