ビジネスシーンにおいて、お祝いを贈る機会は意外と多くあります。たとえば、開店・開業・開院というように新しく事業等を始めた場合や、昇進・就任祝いなど、個人的なイベントまで様々です。なにか喜ばしいことがあったのなら、それに適したお祝いの品とメッセージを贈るのが社会人として当然のマナーです。
開店祝いや就任祝いなど、ビジネスシーンでのお祝いの品を選ぶ基準は友人や家族へのプレゼントを選ぶ時とは大きく異なります。お祝いを贈る相手がごく身近な相手であれば許されるちょっとしたマナー違反も、ビジネスの場においては許されないことがほとんどです。先方に祝福の気持ちを余すことなく伝えるためにも、無理にオリジナリティのある贈りものをしようとはせずに、お祝いの定番であるフラワーギフトを贈りましょう。
フラワーギフトに用いられる花には様々な種類があります。数ある花々の中で人気と評判が高いのが胡蝶蘭です。胡蝶蘭は白、ピンク、青、紫など様々なカラーバリエーションがあります。お祝い用の胡蝶蘭は3本の茎を合わせる「3本立ち」が一般的ですが、より豪勢さを演出したい場合などには「5本立ち」が選ばれます。1本の茎には30~40輪程度の花が咲きます。
5本立ちの胡蝶蘭が贈られるケースで多いのが開店・開業祝いです。1本の茎に35輪のつぼみがあると仮定すると、5本の茎×35輪の花で、合計175輪もの花が咲くことになります。見た目にも華やかで、開店・開業時のお祝いムードにはぴったりです。
また、胡蝶蘭そのものに「高級花」というイメージがあるため、そのような高級な花を贈ってもらえる店長・オーナーであると周囲の人に伝えることができます。
しかし、開店・開業時に胡蝶蘭を贈る場合にはいくつか気を付けるべき点があります。有名なものはラッピングが赤一色にならないようにする、というものです。赤は「火事」「赤字」などのマイナスイメージを連想させてしまいます。しかし、花びらの中心部分であるリップ部のみが赤く、花びらが白い「赤リップ」と呼ばれる胡蝶蘭は紅白カラーで縁起がよいため開店祝いなどにも贈ることができます。
ところで、なぜ胡蝶蘭がお祝いの贈り物として人気であるかご存じですか?それは華やかであるというだけではなく、胡蝶蘭の特徴が大きく関係しています。
胡蝶蘭は多くの水やりを必要としない植物です。そのため、忙しい店舗に贈っても水やりに手間を取られる心配がありません。花びらも1枚1枚が散るのではなく、花が丸ごと落ちるため、掃除がしやすいという特徴もあります。また、香りや花粉が少なく、場所を選ばずに贈ることができます。これらの特徴と見た目の華やかさが相まって、お祝い用ギフトとして人気の地位を確立しました。
ビジネスシーンでも大活躍の胡蝶蘭ギフトのお申し込みにはネットを使うことをおすすめします。予算に合わせた様々な色や柄の胡蝶蘭があり、簡単な申し込みで任意の日付に届けることが可能です。